▮EVANS WATERLESS COOLANTについて

---

▮ウォーターレスの効果

水は液体状態にある限り優れた冷却性能を発揮する液体ですが､蒸気になると事実状熱伝導能力がなくなってしまいます。EVANSの製品は190℃を超えるまで液体状態のままなので､エンジンの冷却に優れています。

EVANSウォーターレスクーラントを使用する上での注意点

【エンジン冷却系統､エアコンヒーター系統に一切のトラブルがない事】

冷却水の漏れ、ホースやシール類の劣化、冷却系統内部の著しい劣化､腐食､腐食ブツが冷却系統にたまっているもしくは詰まっている､既にオーバーヒートによりエンジン損傷がある､冷却系統へのエンジンオイルの流入､エンジンが発生する熱量に対し不足する冷却機能(ラジエーターの性能不足等)ラジエータークーリングシステムの容量不足や不具合(ファンクラッチの故障､クーリングファンの出力不足)､ウォーターポンプの不良等がある場合はEVANSウォータレスクーラントを使用されましても本来の性能が発揮されません。

---

▮EVANSクーラント施工方法

ベース車輛:1955y Chevrolet 3100 350E/G

※EVANSハイパフォーマンスクーラント､プレップフルイド使用の場合

1. EVANSハイパフォーマンスクーラントを注入する際は､冷却系統に一切のトラブルが無い事が条件になります。
2. 漏れが無くても劣化しているゴムホース及びシールパッキン等は交換してください。
3. インテークマニホールド､エンジンガスケット等からの水漏れ､リークが無い事を確認してください。
4. その他ファンクラッチ､電動ファン等に問題が無い事を確認してください。
5. 冷却水の漏れがある部位は全て修理､交換をしてください｡
6. サーモスタッド､ウォーターポンプが正常に作動している事を確認してください。
7. ラジエータードレンから旧冷却水を抜きます。
8. 可能な限り旧冷却水を抜ききることが大切です。エンジンブロックの水抜きドレンが外れる場合はそこからも抜いてください。
9. 全ての冷却水を抜く為にサーモスタッドを取り外し､ラジエーターロアホース､ウォーターポンプも取り外すと効果的です。
10. 冷却水ライン､エンジンウォータージャケットに錆等が発生している場合は､高圧洗浄機を使用して錆とｻﾋﾞ水を出し切ってください｡ウォーターポンプ取り外し後のブロックの穴､LLC出口からの高圧洗浄も効果的です｡
11. ウォーターラインを再接続し､旧冷却水が無くなるまで水でうがいしてください。
12. 水うがい上記同様再度水を抜いてください。高圧エアによるエアブローが効果的です。
13. 出来る限り水分を抜きプレップフルイドを注入します｡プレップフルイドはEVANS専用の洗浄剤でEVANSクーラントの効果を最大限発揮させます。
14. プレップフルイドを注入後､冷却ラインのエア抜きを行い､全てのラインにフルイドを行き渡らせ､エンジンを完全暖気させ､しばらくアイドリングをしてください。
15. その後､一晩プレップフルイドを入れたままにします。
16. つけ置き後､旧冷却水同様にフルイドを抜きます。
17. 十分にプレップフルイドが抜けたら､ハイパフォーマンスクーラントを注入します。
18. 冷却ラインのエア抜きを十分に行い完了です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※アイドリング､レーシングだけではエア抜きが足らない事がありますので､試運転を数回行い補充してください｡

---

▮製品情報