クラシックカーを所有する上で、最重要とも言えるエンジンクーリング。
特に昨今の日本の酷暑は、オーバーヒートの要素になっています。
GMコーポレーションでは、オーバーヒート防止対策を提案致しております。
様々なプランをご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
■オーバーヒート防止対策のプラン■
1.ラジエーターの交換

純正タイプのラジエーターをより冷却効率に優れたパフォーマンスラジエターに交換します。アメリカ本国には様々なメーカーから豊富な種類のラジエターが販売されています。その中でも機能的に優れた物をご提案、お見積り、輸入取付致します。
2.ラジエーターの大型化

エンジンの排気量やクーリング状況に合わせて、既存のラジエーターを、より大型化し、更に冷却効率を向上させたラジエターを日本で作成致します。車種により大型化が厳しい車両もありますのでご了承ください。まずはお車を拝見させて頂き点検し、判断させて頂いております。
3.クーリングファンの交換

アメリカンクラシックカーの冷却ファンは、基本的にエンジンに取付された機械式ファンをエンジン回転によりファンを回してラジエターを冷やしています。方式で冷却出来たのは、その当時の事であり、現在の高温・高湿度になる日本の夏季では通用しなくなっています。また排気量の大きいアメリカンクラシックカーのエンジンが発生する熱は、日本車の比ではありません。エンジンの回転数では一定のファン回転が得られず、またオーバーヒートになる原因の一番である渋滞時のアイドリング回転数では冷却能力が足りません。
従来のメカニカルファンを、ラジエターに直接取り付ける電動ファンに変更して常に一定の高回転数で冷却し、更にエンジンの冷却水温度により自動的にファンの回転と停止を制御させ、適切な冷却性能を発揮します。
これにより無駄な電力消費を抑える事も可能です。
GMコーポレーションでは、様々なメーカーから販売されている電動ファンの中でも、高性能・高品質・低騒音・低電力消費のファンを選定し、ご提案、お見積り、輸入、取付迄お任せ頂けます。
オーバーヒートでお悩みの方、お気軽にご相談下さい。
■機械式ファンのパフォーマンスアップ

純正同様の仕様でクラシックカーを維持したい・・・。これもクラシックカーを所持する事のステータスです。しかしながら、その当時のクーリングシステムは今現在の日本では到底対応出来ないのが現実です。電動ファンを使用せずに冷却効率を上げる事が出来るのが「ファンクラッチ」です。ウォーターポンプ回転軸を利用した機械式ファンと同じ回転ですが、ラジエーターを通過する温度が冷却必要となった時のみファンを駆動させる優れたクラッチが付いており、これにより常時回転するファン付車両よりエンジンの出力損失が少なく、ファン回転騒音が出ないのが特徴です。
安価でクーリング効率が上がるとセールスしている「フレックスファン」は、正直なところあまり効果が上がりません。それならファンクラッチ式ファンを装着された方が快適にお車をご使用頂けると思います。
(電動ファンの冷却効率には敵いません事を予めご承知置き下さい)
■その他のクーリングパフォーマンスアップ
ただファンだけを高性能な物に変えるだけでは完璧なクーリングとは言えない場合もあります。ラジエターとファンの間に「ファンシュラウド」を取付するのはご存じですか?ラジエターを通過するファンが発生した風を、効率よく逃がさずに、ラジエターを通過させ無駄なくクーリング出来るパーツです。これの取付だけで大きく冷却水温を下げられる場合もあります。
純正ラジエターを当時のままの性能で使う事は、現在の日本ではその冷却効率の悪さからお薦め致しておりません。しかし社外製ラジエターの取付を好まない方も多くいらっしゃいます。その場合、純正ラジエターのアッパータンクとロアタンクはそのままのデザイン仕様で、実際に熱を放出させる「コア」の部分だけ現在のクオリティの物に交換する事も出来ます。現物でのコア交換が難しい場合は、アメリカ本国でそのような改造を施されたラジエターをお探しします。